会社概要
ご挨拶
株式会社 栃木県畜産公社
代表取締役社長
阿久津 聡
当社は昭和39年11月に生産者団体,食肉団体および行政機関の出資により設立され、と畜業務ならびに食肉卸売市場業務を開始いたしました。平成12年4月には宇都宮市から管理運営の全面移管を受け、本県産食肉を中心に消費者の皆様に安定供給する重要な役割を担ってまいりました。
このような中、人口減少に伴う国内市場の縮小、また、TPP11・日欧EPAおよび日米貿易協定の発効による国際化の進展、さらには、生産者からはより一層の衛生水準の向上や食肉処理の高度化が望まれておりました。こうした課題に対応するため、県内3ヵ所の食肉センターを統廃合し、食肉流通の拠点となる県内唯一の輸出対応施設を新たに整備することとなりました。このたび栃木県をはじめ関係者各位のご指導ご協力の下、オール栃木体制により、令和2年3月に工事が竣工し、令和2年4月1日からは新たな施設名称「とちぎ食肉センター」として稼働することができました。
栃木県は、自然豊かな恵まれた環境のもと全国屈指の畜産業が盛んな県です。今後は、「とちぎ和牛」などを始めとする数多くある県産銘柄牛や県産銘柄豚などを国内外に向け供給していくことで健康で豊かな地域社会づくりに貢献してまいります。これまでご支援・ご協力いただきました全ての方々に感謝申しあげるとともに、これからは関係する多くの皆様から信頼される産地食肉センターを目指し、社員一丸全力を尽くして事業に取り組んでまいります。食肉業界をはじめ一般消費者並びに地域住民の皆様方のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。